Uターンや移住することが決まると、どこに住むか?家はどうするか?いろんな決めることが出てきますよね。
私たちは家を建てる決断をしたので、ハウスメーカー決めや土地決めから始めました。
ハウスメーカー決めも大事ですが、それ以上に大事だと思っている土地!
私たちは、「ネットと不動産仲介会社から情報をたくさん集める⇄実際に見に行く」というのを1ヶ月ほど集中して行い、結果1ヶ月半で今のマイホームを建てた土地に出逢えました。
たくさんの土地情報の中から、コレ!という土地に決める上で心がけていたことは、
実際に見に行く!・パーフェクトな土地は無い!・出逢いはタイミング!
コレを心がけているだけで、人それぞれ違う土地の条件であっても、情報をたくさん集めると理想に近い土地に出逢えるのではないでしょうか。
- Uターン移住でマイホームを考えている人
- 土地探しにあたって何からすればいいか分からない人
- 土地探しで心がけておくことを知りたい人
移住時の家づくりのタイミングと住宅ローン
移住先はほどよい田舎なのでマンションは少ないし、田んぼがどんどん分譲地になって新しい戸建てが増えていました。
賃貸よりも一軒家でのびのび過ごしていくのが生活スタイルに合っているとマイホームを決めた私たち。
家づくりは以下の2パターンが考えられました。
- 移住して賃貸に住みつつ、土地探しやハウスメーカー決めなど家づくりを進める
- 移住前から家を建てる
①の方が、腰を据えて落ち着いて家づくりに取り掛かることができるイメージでした。
でも2回引越すことになるし、それも大変そうだな。それに住宅ローンのこともあるし。
そうです。住宅ローンを組むタイミング!
家を建てるとなると、ほとんどの人が利用するであろう住宅ローン。
住宅ローンを組む際は審査が必要で、健康状態や年齢、勤続年数、個人の信用情報などをもとに審査されます。
私たちの場合、私が仕事を辞めて求職中だったので、住宅ローンは夫婦で組むペアローンは考えず、夫が組むということになりました。
その夫は移住後に新しい会社に勤めることが決まっていました。
移住後に住宅ローンを組むと勤続年数が短くなります。
なので、移住前に現職に勤めている状態で住宅ローンを組む方が審査に通りやすいのではないか。
そういう理由で、引越し前に家づくりを始めて住宅ローンを組むことに決めました。
もちろん審査だけでなく、移住後の生活を見据えて住宅ローンの内容を考えることが大事なポイントです。
マイホームを建てると決めて取りかかったことは?
Uターン移住先は、当時の住まいから車で約1時間半。
私は当時求職中で、平日休みの夫と比較的時間も合わせられる状況だったので、夫の休みに移住先に行って家づくりの相談や打ち合わせ等ができると判断しました。
休みの度に行ったり来たりするのは大変そうだけど、逆に今しかできない気がする!頑張ろう!
マイホームを建てる!そう決めてから取り組んだことは、
- ハウスメーカー決め
- 土地探し
まず、この2つを同時進行で行なっていこう!
でも、私たちは近くに住んでいるわけじゃないから住宅展示場や土地探しに気軽に行ける状況じゃない。。
そんな時に見つけて利用したのが、スーモカウンターです !
こちらの記事に書いてあります♪
こちらで相談した結果、住宅展示場にて見学するハウスメーカーを決めました。
結果的にスーモカウンターの流れで見学したハウスメーカーに決めました!スーモカウンターを利用して本当によかったですよ〜!
土地に関しては、土地のみで情報収集をしたり、ハウスメーカーが分譲地等で持っている土地、情報を集めながら決めていこう!という風になりました。
私たちのマイホームの土地を決めるポイントは?
マイホームの場所、それはこれから数十年と住んでいくであろう場所。
賃貸のときのように、なんだかしっくりこないから別のところへ引っ越そう!なんて訳にはいきませんよね。
私たちはUターン移住だったので、土地勘はあったし、ある程度エリアは絞れていました。
その中でも土地を決める際にポイントにしていたことは以下の通りです。
- ハザードマップ上、安全でリスクの低いところ
- スーパーなど買い物の利便性がいいところ
- 駅やバス停が遠くないところ
- 実家に遠すぎず近すぎないところ
分譲地 or そうでない土地、特にこだわりはありませんでした。
1. ハザードマップ上、安全でリスクの低いところ
「ハザードマップで色の付いていないところ」これが夫の最優先条件で、我が家の最大のポイントでした。
移住先の私の地元エリアは海が近く、津波や地震のリスクがあるところです。
新たに移り住む、ましてや大きな買い物をしてマイホームを建てるのに、そんなリスクが高いところへわざわざ住みたくないですよね。
ハザードマップは県の「防災アプリ」を活用して確認しました。
国土交通省の「洪水浸水想定」や「土砂災害警戒区域」のデータ、県が発表している「津波-浸水想定」や「土砂災害」データが地図上で色付きで確認できたので分かりやすく、とても便利でした。
アプリがなくても都道府県や市町村のホームページにハザードマップは載っていると思うのでチェックしてみてください♪
それをもとに探していくと、ある程度エリアも絞られてきて気になった土地の価格や面積など情報を確認。
防災意識も高まってきていることもあるのか、津波や浸水想定のリスクが低い土地はやはりそんなに多くはなく、価格も高いです。
それに、津波の心配がない高台や山の方を考えると、今度は逆に土砂崩れなどの心配が出てくる。。
ん〜。土地って難しい!なかなかコレ!と思う土地に簡単には出会えないもんだな。。
でもゼロではないので、その中で“掘り出し物”的な土地がないか?出てこないか?情報をこまめに確認していました。
2. スーパーなど買い物の利便性がいいところ
利便性に関しては、私も土地勘があったのである程度分かりましたが、地元を離れて10年以上経っていたので最近の様子を両親に聞いたり、実際に見に行ったりしました。
ネットでお買い物もよくしますが、実際に買い物に行くのは、スーパー・ドラッグストアです。
あとは、よく利用しそうなチェーン店などの飲食店や、病院など。
保育園・幼稚園、小中学校もどこにあるのか、どこの校区になるのか、確認しました。
3. 駅やバス停が遠くないところ
車社会なので駅やバスを利用する頻度は低いですが、たまに利用する際も困らないところがいいなと思いました。
それに娘の将来を考えると、高校進学の際に通学の利便性の悪さで選択の範囲を狭めたくなかったのもあります。
余談ですが、私は行きたかった高校に自転車で片道40分かけて通学していました。(遠回りして電車通学するよりも、最短距離を自転車で行った方が速い!と高校生だからできたことです笑)
移住後でも時々、友達に会いに隣の県へ行くために電車やバスを使うこともありそうだったので、そういう時にも困らないところがいいなと考えていました。
4. 実家に遠すぎず近すぎないところ
これは地味に大事なポイント。笑
2歳の娘がいると、両親が近くにいると何かと助かる。頼れる。でも近すぎるのもな。。
里帰り出産の時に2ヶ月ほど実家に滞在していた際、親と過ごす時間が急に増えたので少しストレスになることもありました。
親が干渉してくるタイプという訳では全くないのですが、10年以上離れて暮らしていたし、何より夫と娘との暮らしが確立していて、その暮らしをこれから育てていきたいという気持ちです。
夫の立場も考えると、私が両親と過ごす時間が多くなるとあまりいい気持ちもしないだろうし。
お互い、いい距離感を保ちながら楽しい時間を共有したり、困った時に助け合ったりしていきたいなと思いました。
実際、実家に行くのは週2回くらいで「行きすぎない」ように心がけています♪(夫は気にしていないかもしれないけれど)
土地の情報収集の方法は?
そんな土地の条件をどうやって探していたのか。
- ネット
- 地元の不動産仲介会社からの情報
メインで探して利用していたのはこの2つです。
他には、実家に届く新聞広告のチラシ、ハウスメーカー様からの情報、両親からの情報などありましたが、結局上記の2つに繋がることが多かったです。
- 移住先近くに住んでいなくてもできるネット検索
- 不動産屋さんから気になるエリアの土地情報をとにかくもらう!ネットに出る前の情報もあった!(土地の価格・所在地・広さ・校区・設備などが書かれているA4用紙を大量にもらいました。賃貸の物件情報のようなイメージ)
- エリアのことは不動産屋さんや両親から聞く(あの辺は大雨降ると浸かりやすい…など)
- 気になる土地を不動産屋さんに連絡して詳細情報やコメントをもらう(LINEでやり取りが楽で助かった〜)
- 土地探しやハウスメーカー見学で移住先に行く時に、実際に見に行く!
とにかくこのSTEP1とSTEP2を繰り返していました!
不動産屋さんは家族の紹介で教えてもらったところでした♪相性や連絡の取りやすさもあると思うので、いくつかあたってみて良さそうなところに相談するのがいいと思います♪
土地決めで大事なポイントは?
土地探しを始めてから約20〜30の土地を実際に見に行きました。
その中で大事だなと思ったポイントをお伝えします。
実際に見に行くこと
必ず見に行くとは思いますが、めちゃめちゃ大事です!
ネット上で「いい土地を見つけた!」とルンルンしていても、実際に見に行くと細い道だらけのエリアで落胆し、早々に候補から外れたり。
逆に、土地の条件があまりよくなかったけれど、実際に見に行くと日当たり抜群で周辺環境も良くて候補に上がったり。
ネットや紙の土地情報だけではわからないことがたくさんあります。
気になる土地が候補に上がってきたら、可能であれば違う時間帯でも訪れることをオススメします。
日中と夜ではまた違ってくることもありますので。
パーフェクトな土地は無い
自分たちの希望に合う完璧な条件の土地はなかなかありません!
価格、広さ、方角、周辺環境など、全ての条件がマッチすることは本当に少ないと思います。
実際私たちは、上記に書いた私たちのポイントはクリアしていて、価格◎、広さ◎、方角◎、周辺環境○、土地の条件△という感じで、受け入れられるところは受け入れました。
絶対譲れないポイント・まだ妥協できるポイント、など整理しておくと考えやすいと思います。
出逢いはタイミング
自分たちがいいと思える土地に出逢えるのはタイミングもあります!
気になっていたエリアにいい条件の土地が売りに出されたり、気になっていた土地が売れてしまったり。
人との出逢いのように、理想に近い土地に巡り合えるのもタイミングがあるな〜と感じました。
不動産屋さんも「完璧な条件の土地はなかなか無いし、良いかも!と思ったらそれもタイミングです」とおっしゃっていました。
なかなか決めきれずに土地探しが長引いてしまわないように、土地探しの期間を設けてみるのもいいかもしれません♪
まとめ
以上、私たちがマイホームを建てるにあたって土地探しで心がけていたことや土地決めのポイントでした。
なかなか理想の土地に出逢えなくて悩むこともあるかもしれません。
希望する土地の条件は人それぞれ違いますが、上記のポイントや私の経験が少しでも参考になれば幸いです。
いい土地に出逢えることを願っております。